喜多方、西会津の12蔵元が、若者や女性向けのオリジナル日本酒を開発

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喜多方、西会津にある12の蔵元は、若者や女性を主なターゲットにしたオリジナル日本酒をそれぞれ開発・販売する事業をスタートする。喜多方市の地酒店「しんたに」の呼びかけによる企画で、各蔵元が年間1~2種類の新商品を発売していく。

プロジェクトのきっかけについて、店主の新谷正樹さんは、「これまでも各蔵元と協力し、期間限定でオリジナル酒のセット販売を行ってきたが、今後は若者と女性にターゲットを絞り、継続的に開発・販売することで、喜多方の酒のファンを増やしたい」と語る。

オリジナル日本酒は、令和7年以降に順次商品化する予定。新谷さんが杜氏らと検討を重ね、各蔵元の特色を活かした酒を開発していく。開発した商品は、4月中旬に開店予定のしんたに新店舗と各蔵元で販売する。

新店舗の1階には、「喜多方酒造場」と銘打った飲食スペースを設け、オリジナル日本酒を提供。全12蔵元が現在販売している酒の試飲も楽しめる。

新谷さんは「若い人たちが気軽に入れるような店づくりを計画しています。酒に合う会津地方の郷土料理もあわせて提供することで、日本酒の魅力を発信する場にしたいですね」と意気込みを語っている。

【オリジナル日本酒を造る12蔵元】
<喜多方市>笹正宗酒造、ほまれ酒造、香久山、峰の雪酒造場、夢心酒造、吉の川酒造店、小原酒造、清川商店、喜多の華酒造場、大和川酒造店、会津錦

<西会津町>栄川酒造


店舗完成イメージ

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